疲れている時に
ばななさんの本を読むと
涙が出てくる不思議。
内容が、今の自分とリンクしているわけでもないが
(いや、奥深いところではリンクしているのだろうけれど)
ぶわっと涙が出てきて、疲れているんだなぁと思う。
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人と一緒にいると、怖くなる。人に中にいるほど、孤独感が強められる。けして、意地悪されているわけでも、冷たくされているわけでもないのに。ちょっとした、ささやかなタイミングのズレだとか、そういうのに、くたびれて、びくびくする。ああ、私は疲れているのだなと思い、でも、このピリピリした感じがたしかに必要だと思うから不思議だ。
優しい場所にいては、何も作り出せないと、たぶんそれは心にも言えて、気持ちがざわつく場所へいかなければならぬのだと、そんな風に思うのです。